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清蒸海鰻

「海鰻」とはクロアナゴのこと。
海南島あたりの東シナ海で獲れた「海鰻」。
冬の上海の市場の魚売り場では必ずこれがぶら下がっている。
海鰻
家でこんなに大きな魚を吊るしておけないので、昨年末に市場にキープしておいたのだが、いざ引き取りに行くと見つからない。
海鰻
魚屋のおやじは「盗まれた」なんて適当な嘘をつく。魚がないのも困るので別のをもらうしかないが、以前ほどいいものはない。金返せということになると、エライもめて時間を消費するので、人件費の安い人にはかなわない。ちょうどこのとき向かいの店では1元(15円)の押し豆腐のことで喧嘩していて、人だかりができていた。魚屋の親父は愛想が良くてよくしゃべる。愛想が良くてよくしゃべる奴は、ほぼまちがいなく人を騙す。いままでの経験からこのような人を避けるようにしているが、年末の市場でつい気が緩んでいた。
清蒸海鰻
清蒸海鰻
清蒸海鰻。簡単に生姜や葱を添えて蒸しただけ。干した魚のしっかりとした歯ごたえがあって、味もカチッとしている。白身だが決して上品ではないワイルドな味。酒の肴にちょうどいい。寒いところの漁師がコレをあてに酒を飲むようなイメージ。先日遊びに来た人からもらったボルドーワイン「Chateau COUFRAN」がしっかりした渋みだったので、この魚をつまんでは飲んで口の中をリセットすると、また欲しくなってつまんで飲んでリセットする。もう一度だけにしておこうと思って、つまんで飲んでリセットする。そしてかなりご機嫌。午後の仕事は楽にゆこう。こうして楽しむために仕事があるのだ。楽しめないなら仕事をリセットすればいい。
麻辣粉絲麻辣粉絲
さて、今日も元旦の残り食材によって食卓はおおいに賑わう。麻辣粉絲は以前にも紹介しているが、今日のはとくべつ出来がよかった。元旦の準備に作った「豆鼓紅椒醤」がたっぷり使われている。
地三鮮火腿冬瓜湯
地三鮮。これも以前に紹介している。うまい。火腿冬瓜湯。火腿(中華ハム)と冬瓜と椎茸が入ったスープ。今日は特別寒いから、体があたたまる。
鳳凰沱茶94年(プーアール茶)
本日のお茶は「鳳凰沱茶94年(プーアール茶)」美味しく熟している。果物を買うときに、それが食べ頃に熟しているかどうか、色を見たり触ってみたりするように、同じような外包みのプーアル茶にも、茶葉がちゃんと熟しているのとまだまだ熟していないのとがあるので、ちゃんと熟しているのを選んでいる。飲み比べたらすぐにわかる。

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