プーアール茶.com

上海の火鍋めぐり1 北京刷鍋

麻辣火鍋以外にもいろいろな火鍋がある。
この冬、上海の火鍋店をいくつか紹介してゆきたい。それによって、うちの「麻辣火鍋の薬味セット」の特徴がもっとわかりやすくなるというのが狙い。
火鍋は安く食べられるべき大衆料理のため、火鍋の専門店はコストを最小限に抑える工夫をする。その結果どこもだいたい同じようになってしまうが、やや個性のある火鍋店もしくは火鍋のあるレストランをこの冬の間に何軒かめぐりたい。
雨の続く上海の夜
羊肉の火鍋。北京刷鍋
雨の日が何日もつづく今夜に選んだのは、北京式の火鍋の「北京刷鍋」。羊肉の火鍋で、表の看板に「熱気羊肉」と書かれている。冷凍肉ではない生肉であるという意味。実はこのタイプの火鍋店が俄かに流行っている。以前からあった近所の北京刷鍋の店にもいつのまにか行列ができるようになった。
火鍋の具の羊肉を薄切りにする
北京式の火鍋
刷羊肉とは薄切り羊肉のこと。熱気の刷羊肉の火鍋店は小さな店が多い。どこも店の入り口あたりで肉を切っている。肉の具合を見せているわけだ。雨水をかぶっている肉がいいのか悪いのかよくわからない。
そしてなんといっても北京式の火鍋は鍋の形に特徴がある。鍋の中央に突き刺さった円筒。なにか期待させるものがある。
北京式の火鍋の鍋の中央は、炭が燃えている北京式火鍋の中央の筒の周りは沸騰状態
筒の中には燃えた炭が入っている。筒の熱で鍋のスープは沸々としているのだが、円筒の上の部分から熱が逃げるので、熱効率は非常に悪いのではないかと思われる。寒い北京ではお店の暖房代わりになるのかもしれないが、エネルギー効率の悪いのは鍋だけではない。
熱気羊肉の薄切り火鍋の具
刷羊肉を火鍋に入れる。すでに他の具も入っている。この火鍋のスープはとくに味がついていない透明な湯であった。
花生醤のタレ花生醤のタレ
濃い味のタレで食べる。店の女の子がテーブルで掻き混ぜて作ってくれるのだが、花生醤(塩味のピーナッツバターのようなもの)の味が強い。やや桂皮の味もしたと思う。しかしこれが臭みのある羊肉にはピッタリだった。これしかないという感じ。
酸菜はこの火鍋に欠かせない具火鍋の鍋底には白人参があった
酸菜(すっぱい漬物)はこの火鍋に欠かせない具であった。なにしろ鍋底(スープ)は味付けがほとんどないため、なにかスープの味になる具を選んだほうがいい。もちろん味付きのスープも店のメニューにはあるが、本式のやつをと頼んだら味の無い火鍋スープになった。スープの底のほうから白人参や白叩(ビャクズク)や紅棗が出てきたが、火鍋の薬味として味に変化をもたらすほどの量ではない。
総評としては、たいした火鍋ではなかった。ビジュアル的に訴えるものがあるので、初めての人は楽しめるだろうが、また食べに行きたいと思わせる魅力は乏しい。この刷羊肉火鍋に関しては、どこか特別に美味しい店があるようにも思えない。どこも同じような感じなのだ。寒さが増してくる季節には客足は絶えないかもしれないが、やがて流行が去ると行列もなくなるだろう。もっと美味しい火鍋は他にいくらでもある。
また、羊肉の美味しいのが食べたいというのなら、新疆ウイグル料理のほうがいいと思った。
火鍋の王様!麻辣火鍋の薬味セットはこちら
「麻辣火鍋の薬味セット/プーアール茶.com」

この記事のトラックバックURL
トラックバック

美味しいプーアル茶

新しいお茶のブログ

search this site.

selected entries

categories

archives

recent trackback

老人と海
老人と海 (JUGEMレビュー »)
ヘミングウェイ, 福田 恒存
茶の本
茶の本 (JUGEMレビュー »)
岡倉 覚三, 村岡 博

links

profile

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM