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上海の火鍋めぐり7 原味米粥火鍋

この数日どんよりしている上海。
どんよりしている上海、華山路
「火鍋の王様!麻辣火鍋の薬味セット」の販売促進企画、上海の火鍋めぐり第7回目はお粥の汁がスープの火鍋。気分転換に今日は昼から火鍋めぐりだ。
広東の火鍋
粤菜は広東料理のこと。つまり広東料理の火鍋。小奇麗な店で、一般的な大衆イメージの火鍋屋ではない。その分値段もそこそこする。なのでお昼から火鍋を食べるお客はいないのか?われわれだけの貸切状態だった。ガラの悪い客でごったがえしの店に慣れると、客がいないのは寂しい。
火鍋のタレをえらぶ
はじめに火鍋のタレを選ぶが、いつものように、胡麻油+塩+大蒜+香菜にした。葱も足した。
三色の火鍋スープ麻辣火鍋
原味米粥火鍋方魚火鍋
火鍋の鍋底(スープ)は8種類くらいあったが、今日の目当てはお粥の汁をスープにした原味米粥火鍋。3つに区切られた鍋に3種類まで選べるので、あとの2種類は、麻辣火鍋と方魚火鍋の鍋底(スープ)を選んだ。方魚は干し魚で、スープなどに使われる。大地魚とも呼ばれるカレイかヒラメの仲間。
ところで、前回の「野生擴估蕁も店員が鍋の灰汁取りをしていたが、この店でも店員が灰汁とりをした。どうやら広東の火鍋は灰汁とりをするらしい。
原味米粥火鍋
原味米粥火鍋
原味米粥火鍋は左の白いスープ。右が方魚で、奥の赤黒いのが麻辣火鍋。具は羊肉、鶏肉の紹興酒漬け、自家製豚肉団子、自家製餃子、墨魚花、油麦菜、キノコ3種、白菜、レンコンなど。
墨魚花、火鍋の具墨魚花、火鍋の具
豚肉団子酔鶏、火鍋の具
繊細な火鍋料理だった。例えば自家製の豚肉団子は、豚肉やキノコの切り方、混ぜ具合、表面の加工など、食感を計算して作られていた。墨魚花はコウイカを半練りくらいにしたもので、店員が竹べらですくって鍋に入れてくれる。半練りの加減によるプリプリヤワヤワな食感は絶妙。このような繊細な良さは、麻辣火鍋のスープには向かない。スープを三色にすると、どうしても麻辣火鍋が勝ってしまう。滋味深い原味米粥火鍋の本領が発揮できなかった。米のおだやかな風味のスープの中に具の旨味をじゎーっと感じながら、もくもくと食べる作業を繰り返すトランス状態に入れなかった。麻辣火鍋に寄り道したとたんにハッと目が覚めてしまうのだ。
しかしその美味しさはわかった。こんどはうちでお粥の汁を使ったスープなどしてみたい。
原味米粥火鍋のスープ
お腹一杯で最後の麺はできなかったが、お粥の汁をすするだけで、なんだかこれで終わるんだなという感じがする。
終わる頃に店の管理人たちが隣の席で静かにお昼ご飯を食べていた。お客は最後までわれわれだけ。この店は火鍋以外の料理もしていて、夜はそこそこ客が入っているのを外を通るときに見ているので、今回はたまたまそうだったのかもしれない。
満足感はあったけれど、この店に客が少ない理由はちょっと分かった気がする。火鍋には大衆娯楽性を強く求められる。とってつけたようなオシャレや上品さ、中途半端な芸術性などは求められないのだ。

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