プーアール茶.com

咸肉菜飯

久しぶりに地下鉄に乗った。
物乞いをする乞食がいた。今回は親子連れで、子供の両眼が潰されていた。広東のほうで赤ん坊のときに買われた子で、本当の親子ではないかもしれない。同情を買うために、腕や足を切り落されたり、反対方向に折り曲げられたりしている子供もいる。ヤクザが乞食で儲けているらしいから、数は減らないのだろう。子供の乞食を見ると、自分に与えられたものすべてに感謝できる。この道をしっかり歩もうと誓う。でもすぐに忘れてしまう。だからたまには地下鉄に乗ろう。
さて、肉骨茶(バクテー)の写真撮影でバタバタして、ブログの更新を休んでいた。お昼ごはんは簡単な菜飯。今回は野菜を炒めてから足す作り方で、今のレストランやお弁当屋の菜飯ではこの作り方が主流。肉は冬に作った「咸肉」で、残り最後となった。夏は香腸(腸詰)で菜飯をつくる。
チンゲン菜チンゲン菜
チンゲン菜は、刻んで塩を振って少し置いて、出てきた水を捨てる。ご飯と咸肉は、生姜の刻んだのを混ぜて、紹興酒でちょっとだけ味付けして、炊飯器で炊いておく。
咸肉菜飯炊き上がったご飯と咸肉を混ぜる
先ほどのチンゲン菜を中華鍋で油炒めして、そこへ炊き上がったご飯と咸肉を混ぜる。炊飯器に戻して蒸らすと味がなじむ。そのまま保温状態にして好きなときに食べられる。(といっても一日以内に食べる)
炊飯器に戻して蒸らす
咸肉菜飯
咸肉菜飯 (チンゲン菜と咸肉のまぜご飯)。
野菜をいっしょに炊き込むのが昔ながらのやり方であるが、野菜を炒めてから、炊き上がったご飯と混ぜる今のやり方のほうが美味しい。野菜がシャキシャキしている。でも、野菜から出てきた水を捨てるのが、そこに栄養がありそうで勿体無い。塩辛いから、すでに咸肉で塩味が十分なご飯を炊く水には使えない。ということで、野菜といっしょに炊き込む昔ながらのほうが、気持ちが良い。
蕃茄蛋湯(トマトと卵のスープ)
蕃茄蛋湯(トマトと卵のスープ)。
中華鍋でトマトを油炒めして味付けして、そこに湯を足して、溶いた卵を入れる。
-----------------------------------------------
本日お茶は「下関乙沱茶 (プーアル沱茶)」
当店では長い間売れたお茶で、リピートしたお客様も多いが、残り最後の数個になってからが、なかなか売れないでいる。たぶん二度と入手できないから、迷っている方は買われたし。
下関の生茶の沱茶に特有のクセがある。花のような香りに感じる人もいれば、かび臭いと感じる人もいるかもしれないが、こういうものなのだ。
下関乙沱茶 (プーアル沱茶)
今日は甘味を強く感じた。渋みは軽くなっているが、苦味はまだしっかりなので、甘味と苦味のバランスが、抹茶飴のようだと思った。
下関乙沱茶 (プーアル沱茶)
今日の音楽は、深夜のインポートCDショップの店員にこれいいよ!と勧められたLAVAの「ATP01」。ブラジリアンジャズMIX。

この記事のトラックバックURL
トラックバック

美味しいプーアル茶

新しいお茶のブログ

search this site.

selected entries

categories

archives

recent trackback

老人と海
老人と海 (JUGEMレビュー »)
ヘミングウェイ, 福田 恒存
茶の本
茶の本 (JUGEMレビュー »)
岡倉 覚三, 村岡 博

links

profile

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM