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梅雨入りの江戸前穴子

このブログのおかげで、親戚や友人たちを尋ねると、美味しいものを食べられるように協力してもらえて、どこへ行っても美味しいことになる。
東京湾の羽田沖の穴子、つまり江戸前穴子は、6月の梅雨に入る今が旬で、そいつを自分で釣って食べようと、友人が段取りしてくれた。アナゴは夜行性のため夜釣りとなる。仕事を終えてからモノレールに乗って羽田空港の近くの天空橋の釣り宿へ行き、夕方6時に出船、夜10時に戻ってくる。道具や餌は船が用意してくれるが、東京湾といえど海へ出れば波風はまともに身体を洗う。なので服装は完全装備が望まれる。釣れた穴子は船頭さんが船の上で裂いて、骨と身にしてビニール袋に入れてくれるので、あとは持って帰って料理するだけ。
余談だが、その日15人くらい乗っていた船には、釣りのテレビ番組の撮影が行われていて、女性のレポーターが釣りをしてた。席が遠かったので、顔は見えなかったけれど、後に船頭さんがその方は、児島玲子さんだったと教えてくれた。児島玲子さんといっしょの船に乗っていた。
東京湾
穴子釣り
穴子の餌はゴカイ。一回目のアタリがあってから少し待って、二回目のアタリで合わせる。一回目のアタリさえあれば、そう簡単に餌を放さないので、技術的には難しくないが、その日は喰いが悪く、肝心の一回目のアタリの数が、人によって大きく異なった。それが、餌の違いなのか、餌を躍らせるアクションなのか、光モノの道具の差なのか、最後までわからず、コツがつかめなかったが、それでも友人とあわせて合計16匹の穴子が釣れた。船から上がって、釣り宿がモノレールの駅まで送ってくれて、浜松町から山手線に乗り換えて、キッチンのあるところへ向かう。
穴子
穴子
穴子
穴子
穴子
穴子
穴子
穴子
料理人でもある友人が腕を振るって、白焼き、煮穴子、肝焼き、天ぷら、骨せんべい、薬膳スープ(十全大補湯・薬膳スープの素材セット使用 )と、怒涛の穴子尽くしを作ってくれ、朝の3時まで食べた飲んだ。ぜんぶ美味しいけれど、やはり釣りたては白焼きが格別だった。美味しいお酒と薬膳スープのせいか、ぐっすり眠って、朝起きてみると二日酔いも胃もたれもない。余韻がない。まさか夢だったのではないかと不安になり、デジカメで撮った写真を確かめた。しかし夢は、これがはじまりだった。
タイカレー
尊敬する女性経営者の先輩は、自宅で手作りのレッドカレーとグリーンカレーを作ってくれた。フランスへ出張中の旦那さんが冷蔵庫に冷やしていた白ワインを、「ちょうどよかったわ!」と出してくれたが、それがあまりにも美味しすぎたので、本当に良かったのかな?と、心配しつつぜんぶ飲んでしまった。
うなぎ
老舗の鰻も食べられた。蒸してから焼く関東の蒲焼。でも友人の頼んだ志良焼き(白焼き)どんぶりのほうが旨かった。うっすらと醤油が塗られていて、ご飯と合う。熱燗で昼からごきげん。
いづ重
いづ重
京都は、まちがいなし。
鯖寿司が好きで、必ず食べるけれど、昔は美味しかったあの店のはこのところずっと調子が悪いので、別の店のがお気に入り。祇園石段下の「いづ重」の鯖寿司がいい。一日置いたほうが味がしまる。売り切れることがあるから予約がいる。
鮒寿司は、錦市場の「魚重」のを確保して上海に持って帰るつもりが、不覚にも両親の家に忘れてしまった。忘れたことがわかった瞬間に、両親に食べられてしまった。美味しいものから順番に食べるのは、うちの血筋である。
鮎一
旬の川魚は鮎。まだ若いから、身はやわらかすぎるが、香りはいちばんいい。「鮎一」の由良川水系の天然鮎の塩焼きは格が違う。他の店の鮎は食べない。背ごしの骨も柔らかく、骨の甘味がよかった。一夜干しは美味しすぎていけない。美味しすぎるのを調子に乗って食べ過ぎると、美味しくなくなるから、一匹だけにしておいた。
洋酒とカクテル
サントリーオールド
親の代から通っている縄手のショットBARでは、昔のサントリーの話になって、「洋酒とカクテル」という本(裏表紙に鳥居信治郎とサインが入っていた)や、KOTOBUKIYA LTDと社名が印刷されたサントリーオールドを見せてもらった。オールドの中身がないのは、数年前に山崎工場のブレンダーがこのBARに飲みに来て、「あまり長い間置いたら、瓶の内側が溶けてきて不味くなる」と言ったから。その場で空けてみんなで飲んだら、実にまろやかで美味しくて、空けて損した!とママは憤慨したらしいが、このオールドウィスキーからしたら、いちばん飲んでもらいたい人に飲んでもらったのではないかと思う。
祇園で50年もバーテンをして人を見てきたママの恋愛講座がはじまって、「かしこい振りするアホよりは、アホな振りするかしこい彼女を選びなさい」と言われたけれど、それは女性だけのことではなくて、男もそうだなと、自分のことを振り返ってぞっとした。もしかして、京都人らしく遠まわしに警告してくれたのかもしれない。
プロペラ機
美味しい夢のつづきはまだある。

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