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羅漢果烏骨鶏[保火]

食料自給率を70%にしたい。国じゃなくて、自分をだ。つまり米や野菜を作り、鶏や豚を育てたいのだ。どういうわけか、一般的な野菜はプロが作ったのよりも、素人の作ったのほうが美味しい。生産コストや労働効率を無視できるからだろう。
とはいえ、仕事を捨てて、畑仕事ばかりするわけにはゆかない。かといって、代わりに畑仕事をしてくれる人件費の安い人や、広い農地を求めて、雲南やタイやベトナムの山に移り住むのはごめんだ。人の英知が集結する都市の生活も好きなのだ。
われわれが上海で食べる野菜を、コックさんの親戚に完全有機栽培で作ってもらえないかと、本気で考えたことがある。しかし、採れたての野菜じゃないと食べたくないから、車で6時間の農地は遠すぎるし、週末だけの家庭菜園というわけにもゆかない。
いますぐにはなんともならないけれど、夢はいつも形を変えて実現するから、希望を持ち続けておこうと思う。
本日は「羅漢果」のつづき。
羅漢果のタレ
烏骨鶏をタレに漬ける
羅漢果のコクのある甘味を活かして、醤油ダレを作ってみる。
羅漢果、黄耆(おうぎ)、白人参を軽く洗って、生姜、醤油、塩をあわせて土鍋に火をかけて30分。最後に白酒を加える。汁が完全に冷えてから、烏骨鶏(ウコッケイ)を入れ、重石のための落し蓋をして、蓋をして、冷蔵庫に一晩寝かせる。
いったん烏骨鶏をタレから引き上げて、タレだけを先に沸騰させて、そこに烏骨鶏を入れ、葱をいれ、再度沸騰してから蓋をして弱火で10分煮て火を止める。烏骨鶏を煮すぎて肉が硬くならないようにこうする。土鍋ごと少し冷めるのを待って、烏骨鶏を取り出して肉切り包丁で骨ごと切る。皿にもりつけて出来上がり。
紅花干貝炒飯
紅花干貝炒飯
羅漢果烏骨鶏[保火](烏骨鶏の羅漢果ダレ煮込み)
見た目からして、美容に良さそう。実際にそうなのだけれど、なぜか楊貴妃の名前が頭に浮かんだ。こんなの毎日食べていたのだろうか。
味は、うーん。まあまあだなーと言いながら、みんなどんどん食べて、みるみる減っていった。やっぱり美味しかったのだ。ただ、この料理は肉を食べる料理なので、烏骨鶏よりは鶏、鶏よりは豚のほうが良いかもしれない。烏骨鶏の食感はいまいちで、やはりスープの出汁にするのが良いみたいだ。
ササゲと肉の煮物松菌豆腐湯
肉燜豇豆(ササゲと肉の煮物)
これにも上の羅漢果のタレを使っている。
松菌豆腐湯(松菌茸と豆腐のスープ)
搭脉搏
鍼灸
知り合いの中医に来てもらって、鍼灸治療。
手首に三本の指を立てて、かすかに動かすだけで、体の状態を診る「搭脉搏」。左手首は心肺腎。右手首は肝脾腎を診る。その結果、脉象(脈拍などの強弱、遅速、深浅などの状態)が弱い。腎臓が弱いと言われた。推定年齢50歳。・・・・・・。明日から、腎臓強化メニューでいく。先日の肉従蓉鶏湯なども良い。ただ、腎臓は腰痛と連動している。腰痛は高校生のときに車にはねられたのが原因なので、それがひびいているのかもしれない。
日常の思想
台風が過ぎて、ひさびさにスカッと晴れ。涼しくて読書日和だった。本は、『日常の思想』 梅原猛著。これは面白いぞ!久しぶりに知的興奮を味わった。
本日のお茶は「92紅帯青餅プーアル茶」。あっさり淹れるとスキッと爽やかなお茶。レモンのような香りがかすかにある。

紅花干貝炒飯

この食生活をはじめてから、徐々に食べる量が少なくなった。
少ない量でも十分に栄養が足りているから、体がそれ以上に求めないのだと思う。逆に言うと、体がたくさん欲しがるのは、食べものに栄養が足りていないからではないか?と、過去の日本にいたときの食生活をふりかえって思う。中身がしっかりしないので、カロリーオーバーを承知の上で沢山食べなければ、本当に必要な栄養が摂れず、健康が維持できない。そんな食べものこそ見直すべきであって、医者の言う、脂っこいものや塩分の強いものがいけないとか、カロリーひかえめにというのは、おかしな話だ。それを、体が調整するための栄養が足りないというのに、足りないほうに合わせて、さらに栄養をひかえよと言うのだから。
間違っているかもしれないけれど、そう考えて行動してみる。
本日は「紅花」を使う。
紅花
紅花
紅藍花ともいう。血行を良くする。婦人病や更年期障害に処方される。日本では生薬よりも染料として使われているが、どちらにしても中近東や中央アジアが原産で、シルクロードの交易の時代に中国や日本に持ち込まれている。
フライパンに油をしいて、弱火で紅花10gを炒める。やわらかい紅花が、炒めてゆくうちにパラッとして、香りがぐっと出てくる。干し貝柱の炒飯をつくって、そこへ炒めた紅花を混ぜて出来上がり。
紅花干貝炒飯
紅花干貝炒飯
紅花干貝炒飯(紅花と干し貝柱のチャーハン)
うまい!ベースの干し貝柱の炒飯は、うちでもトップクラスの美味しさである。そのバランス、その技術を徹底的に追求したのは、過去の記事にもあるが、あまりにも微調整をしたせいで、ほんのちょっと干し貝柱が多いとか、余っていた野菜を足して水分が多くなっただけでも、バランスは崩れて、普通の炒飯になってしまう。しかし、この紅花の香りが加わったのは、干し貝柱の香りが失われる程度で、差し引きゼロだ。むしろ、紅花を油で炒めた香りは、上品で好ましい。
百合炒芹菜菌攸蘰湯
百合炒芹菜(百合根とセロリの炒めもの)
菌攸蘰湯(キノコと赤味肉のスープ)
後期文革散茶プーアル茶
後期文革散茶プーアル茶
後期文革散茶プーアル茶
本日お茶「後期文革散茶プーアル茶」。
熟茶であるが、生茶の1950年頃の年代モノに似た風味があるのは、1970年代から1980年代初期につくられた熟茶の特徴。樟香と沈香の間くらいの香りや、すっきりした後口は、易武山など、深い山にある江北(孟海のメコン川上流域の川の北側)の六大茶山の茶葉の老茶の雰囲気に似ている。

羅漢果田鶏湯

酒造りに使う水、宮水について、『日本の酒』発酵学者・坂口博士著には、こう書いてある。ちょっと省略して書くと・・・・・宮水には、どのような成分が重要かがわかっていて、それらの成分を水に加えた、加工水をつくることも、今ではふつうに行われているので、天下の名醸地は、すっかり解消の運命になったかといえば、そうではない。名醸水にはまだ説明しつくされないサムシングが残されている。そしてその力を測るにはその水で酵母を培養して、その繁殖の具合を見るよりほかに仕方がない・・・・・・
漢方もそうだ。自然物のありとあらゆる成分が複雑に関係してどう作用するかを、酵母の培養ではなく、人の体で長年試されてきたのだ。
本日は「羅漢果」(らかんか)を使う。
羅漢果
羅漢果(らかんか)は、広西チワン族自治区の桂林周辺の土地を産地とするウリ科の多年草つる性植物。桂林といえば、いわゆる水墨画の岩山の風景のところであるが、その石灰質の土壌、亜熱帯気候、豊富な雨量などの条件が、羅漢果を育てるらしい。収穫されてから、干して炙ってカラカラにしたのを漢方素材として売られる。
田鶏
今日は田鶏(カエル)といっしょにスープにする。田鶏を選んだのに特別な理由は無い。骨つきの鶏でも肉でも魚でも良かった。羅漢果のほかに、川貝母(せんばいも)、沙参(しゃじん)を組み合わせたが、それらはまた別の機会に紹介する。
羅漢果1つ、川貝母10g。沙参20gを洗って土鍋に入れて、下処理をしたカエル、生姜、葱、水1.5リットルといっしょに火にかけ、沸騰してから日本酒少しを入れ、弱火で1時間半。塩、刻んだ葱を入れて出来上がり。
羅漢果田鶏湯
羅漢果田鶏湯(らかんかとカエルのスープ)
羅漢果は、1個でも多すぎた。ちょっと甘くなりすぎた。でも美味しい。分量を調整すればかなり有望な調味料となりそう。スープの甘味にコクがある。たとえば、黒蜜や鰻のタレみたいな甘味。カエルは、脂肪の少ない肉なので、煮込みすぎるとワシワシになってしまうが、骨の周りにちょっとの身だから、それもまたよし。肉よりスープのエキスが主役だからいいのだ。
清炒油麦菜紅椒毛豆焼肉丁
清炒油麦菜(油麦菜の炒めもの)
紅椒毛豆焼肉丁(枝豆とさいの目切り肉の炒めもの)
吸い玉
新種のカエルではない。
背骨の筋が痛いので火罐(吸い玉)をしている。説明しつくされないサムシングがまだまだある。坂口博士は「何事によらず未知の世界が残されているということは楽しい事でもある」と言われている。
大益8582七子餅茶06年
本日のお茶は「大益8582七子餅茶06年」
お茶のすべても、みなさんが生きている間に解明されることはないと思うので、頭で知るより先に体で享受されたし。

北虫草炒粉絲

子供の頃、おじいちゃんの畑を手伝っていた。家族で食べる野菜なので、有機栽培。山の急斜面は自由に使えるから、土は2年使ったら1年休ませるという具合に、のんびりしていた。その頃の野菜と、今の野菜の違いから感じるのだが、今の野菜は、土が疲れきっている。疲れた土で、無理やり化学肥料で大きく育てて、安く売られる穀物や野菜。その飼料で育てられる家畜の肉。それらには栄養分、とくにミネラル分が少なくなっていることだろう。味にもそれが現れている。例えば、昔ならトマト2個も食べれば十分だったのが、今はトマト10個食べても足りない。ご飯を食べても食べても、太るための栄養は足りても、血を作ったり、体調を整えるための栄養が足りない。そういう理屈にはならないか?事実はどうかわからないけれど、昔と同じ食べ方をしていては、健康が保てないと、そう決め付けることにした。少なくとも、自分や家族の健康のために。
そういうわけで、発酵食品と漢方なのだ。この二つを上手に家庭料理に取り入れることで、栄養不足の問題をある程度解決できると考えている。
本日も「栽培型の冬虫夏草」の料理。
北虫草
麦門冬
下は麦門冬(バクモントウ)10g分。以前にも紹介している。のどを潤おす効果がある。これは昨日のスープの残りに足して煮る。
北虫草(栽培型の冬虫夏草)は8g分。そのやさしい食感を活かして、炒めものに使ってみる。北虫草を簡単に洗って、600mlの水といっしょに片手鍋に蓋をして弱火で煮る。30分ほど。春雨は水に戻しておく。細切り肉は、片栗粉、紹興酒、胡椒、油、水を混ぜて、冷蔵庫で少し寝かせる。
中華鍋に油をしいて、生姜、細切り肉を炒めて、いったん皿にとっておく。残した油にミニ白菜、春雨を炒めて、北虫草を煮汁ごと入れる。塩、醤油で味付けして、細切り肉を合わせる。最後に刻み葱を散らす。
北虫草炒粉絲
北虫草炒粉絲(北虫草と春雨の炒めもの)
栽培型の冬虫夏の食感は、エノキ茸にちょっと似ていて、春雨といっしょに食べると、歯ごたえに変化を楽しめる。味は、スープとなって春雨に吸収されて、しっかり旨味になっている。ご飯に乗せて食べる。今日は8g使ってみたが、ちょっと多すぎるような気がした。5gでもよかった。
香昊崚疇北虫草麦冬鶏湯香昊崚疇Α淵淵親Δ板蚤の炒めもの)
北虫草麦冬鶏湯(北虫草と麦門冬の鶏のスープ)
麦門冬の強いシャキシャキ感は、煮ても焼いても、相性がいまいちだな。やっぱり「黒豆と麦門冬のスープ」みたいなデザートとしてのほうが良いと思う。
台風の空
大益8582七子餅茶06年
本日のお茶は「大益8582七子餅茶06年」
この味は、ちょっと置いてぬるくなっても美味しい。酒で言うところのぬるめの燗くらい。しぃみじみぃ〜飲めばぁーっと。
台風が接近してきているらしくて、空が怖い顔している。

北虫草鶏湯

この先、食の問題がいろいろ起ってこようが、うちは発酵食品と漢方で解決する。
ということで、本日は「栽培型の冬虫夏草」のスープ。
栽培型の冬虫夏草。北冬虫夏草とも呼ばれる。略して北虫草。
冬虫夏草は、過去にも何度か登場しているが、いずれも天然のものであった。スープの料理を紹介している。チベットや青海の、標高3000メートル付近の山の土の中に住むコウモリ蛾の幼虫に寄生する。人工的な環境で栽培される北虫草は、米、とうもろこし、蚕蛾が使用される。天然モノと人工栽培モノの価格差は50倍ほどある。その違いがどのようなのか説明できないが、両方を食べて体感したところは、たしかにはっきりと違う。例えば、自分の場合は、天然モノは鼻がスースーと通り、呼吸が軽くなるが、人工栽培モノにはそれがない。
もちろん人工栽培のものでも、ある種の効果は期待ができる。3gほどを湯飲みに入れて、湯を注いで飲む。味がなくなるまで湯を継ぎ足して飲んで、最後は食べてしまう。それを3日間も続ければ、多くの人なら、なにかしらの変化に気付くだろう。
栽培型の冬虫夏草
(オレンジ色は着色ではなく、菌のもつ色。)
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本日の料理は、それを使って、黄精(おうせい)と党参(とうじん)と組み合わせてスープにする。この3つの組み合わせは、暑いときによさそう。黄精は、ユリ科の植物の根。肺を潤したり、唾液の分泌を促したり、滋養強壮によい。党参には清熱や解毒、利尿作用があるとされる。「十全大補湯・薬膳スープ」にも使っている。もちろん冬虫夏草だけでスープにしても良い。鶏のスープは多くの漢方との相性が良い。
北虫草鶏湯
北虫草鶏湯
北虫草鶏湯(北虫草と鶏のスープ)
いずれの漢方素材も強い香りや味がしないので、個性的なものにはならない。北虫草は天然モノよりもずっと一般的なキノコに似た香りと味で、料理には使いやすい。そのままでも食べられるほどのやわらかい歯ごたえなので、炒めものにも使えそうだ。
蕃茄炒蛋青椒肉絲
蕃茄炒蛋(トマトと卵の炒めもの)。
青椒肉絲(ピーマンと豚の細切り炒め)。
彩りてきにも夏の野菜。
大益8582七子餅茶06年
大益8582七子餅茶06年
本日のお茶は「大益8582七子餅茶06年」
これも、昨日紹介したみたいな暑い日の苦いお茶として楽しめる。ややおっとりした苦味になる。
本日の読書は「グレート・ギャッツビー」スコット・フィッツジェラルド著 村上春樹訳。まだ途中だが、なんか面白くなってきたぞ。将来、50代になってからでいいので、ニューヨークに近いところあたりに住んでみたい。3年くらい。
「グンジ家の食卓」さんを見る限り、海の幸はよさそう。

暑い日の苦いプーアル茶

暑い日に熱いお茶。しかも苦い生茶がいい。
沸きたてのお湯で香りが立つようにさっと煎じると、渋みや苦味とのバランスがよく、口に爽やかになる。また、後味に、喉の乾くような感覚がある。渋みや苦味の成分が喉を刺激するのだ。水分を補給しながらも、喉の渇きを感じるという、矛盾したようなことを繰り返すうちに、気持ちは解放されて、肩の力が抜けてゆく。もちろん、熱いのを飲むと体は温まって、汗も出てくるが、それが気持ち悪いとも思えないのだ。
本日のお茶は「黄印7542七子餅茶」
お試しあれ。
黄印7542七子餅茶
黄印7542七子餅茶
話は変わるが、最近、どうも自分のモノの見方が間違っている。それは、起っている「物事」をどう解釈するかという、モノの見方であるが、どこでどう間違うのかが、自分でも分からない。
そこで、ちょっと気分を変えて、スケッチをしてみた。学生のときに絵を習っていたので、いまいちど眼で見るほうの「モノ」の見方についてはどうなのだろ?と思ったのだ。
そしたら、やっぱり同じことが起った。眼で見ているのと、心が勝手に解釈して見ているのと、そのズレが、スケッチにゆがみとなって表れる。もういちど対象物をよーく見て、修正してゆくうちに、自分の心がどのように勝手なモノの見方をするのかが予測できるようになって、線はピタッと決まってくる。心のほうは相変わらず間違った見方をしようとするが、技術によって修正できるのだ。たぶん「物事」の解釈についても同じはずだ。事実をよーく見て、ズレを予測して、心のゆがみを修正してやるぞ。

肉従蓉鶏湯

今日から、いろいろな漢方素材を取り入れた料理を試す。10種から20種の漢方素材ひとつひとつを、お客様が自由に調合して、主にスープに取り入れて、香りや味、効能を楽しめるようなセット商品をつくるつもりだ。「十全大補湯薬膳スープ」のように完成したものとはまた違った面白さがあると思われる。
肉蓯蓉
肉蓯蓉
肉蓯蓉(ニクジュウヨウ)は、内蒙古(内モンゴル)の西の端に位置する阿拉善(アラシャン)の砂漠地帯に育つ木の根に寄生する植物。阿拉善のホームページに写真がある。日本ではキムラタケと呼ばれるのが近いらしいが、キノコの一種ではない。効能は、補腎壮陽、潤腸通便ということらしい。手に取るとスパイシーな香りがするが、強いものではない。味もそれほど強くない。黄耆(おうぎ)、当帰(とうき)と組み合わせ、鶏と煮込む。
腐乳空心菜
腐乳空心菜
肉蓯蓉鶏湯(ニクジュウヨウと鶏のスープ)
真ん中にある黒い破片のが肉蓯蓉。黄耆も当帰も「十全大補湯薬膳スープ」に使用している素材なので、少し似た香りになるが、味はこちらのほうがずっとアッサリ。漢方風味に慣れてくると、それが美味しくなってきて、もはや漢方薬味の利いていないプレーンな鶏のスープが物足りない。発酵食品と同じで、体が栄養を知り、それを美味しいと感じさせるのかもしれない。肉蓯蓉自体は、噛んでみると竹の子のような歯ざわりがある。スープに出きっているせいか、味はしない。
泡竹笋基圍蝦蠣油香攬俄
泡竹笋基圍蝦(竹の子の漬物とクルマエビの炒めもの)
蠣油香攬俄(アスパラと椎茸の牡蠣油炒め)
粕漬け
粕漬け
どぶろくの酒粕に塩を足して、そこに胡瓜や茄子を漬けた。冷蔵庫に入れ、数日ですっぱい古漬けになる。これが絶妙。当店のコックさんも絶賛。急にアイデアが出たらしく、興奮ぎみに、「これをご飯に乗せて、お茶をかけて食べるという料理はどうでしょう?夏の食欲のないときには最高です」。・・・・・。
千禧年7542青餅00年プーアル茶
本日のお茶は「千禧年7542青餅00年プーアル茶」
暑いときは、生茶のまだ渋みのあるやつのほうが、清涼感があってよいな。
さて、今日もジェラート食べに行こっと。

腐乳空心菜

夏に美味しい空心菜の料理。
腐乳で味付けするのが最近のヒットで、よく作っている。腐乳は豆腐の発酵食品。発酵させるときの麹の種類や、漬け込むときの調味料によっていくつか味の種類がある。例えば「紅麹」という赤い色素をもつ麹の腐乳。過去に「紅腐乳焼肉」を紹介している。この料理に使うのは「糟方」と書いた紹興酒の酒かすの腐乳。ちょっと味噌に似た風味がある。ちなみに腐乳を泡盛でじっくり漬けたのが沖縄の豆腐よう。
腐乳
腐乳
腐乳
防腐剤が入っていないので、瓶の中でもゆっくりと味が変化してゆくのだろうけれど、いつも長く置く前に食べてしまう。そのままでもご飯のおかずや酒の肴になる。
空心菜は、茎が細くて葉の大きなタイプと、茎が太くて葉の小さなタイプがあるが、茎の太いほうが、上海近郊のものになる。肝心なのは、鮮度が良いのを選ぶこと。水を張ったボールに小さじ一杯の塩を入れて、30分ほど浸けておく。これで炒めた時にシャキッとする。
空心菜空心菜
炒めるのは、大きめの中華鍋を使う。まず空心菜をいっきに炒めて、鍋の底に溜まった水をいったん捨てる。ここが腐乳ソースをクリーミーに仕上げるポイント。糟方の腐乳とその漬け汁を溶いたものを加えて、まんべんなく火を通して出来上がり。腐乳以外に、調味料は一切使わない。
腐乳空心菜
腐乳空心菜
腐乳空心菜(空心菜の腐乳炒め)
美味い。しっかりと味がついている。腐乳の塩分でちょうどよい塩梅。空心菜の名前の通り、茎が筒のようになっていて、そこにも腐乳のソースが入り込む。そのせいもあってか、青菜系の炒めものにしては水臭くなく、ご飯が食べられるおかずになる。酒の肴にもなる。
冬攵禿澑肉骨茶
冬攵禿澑察陛澑擦板蚤の蒸し焼き)
肉骨茶(バクテー)
夏バテやエアコンの冷え性の防止のために、今年は、漢方を取り入れたスープを飲む回数を、6月ごろから少しずつ増やしていった。調子が良い。
92紅帯青餅プーアル茶
92紅帯青餅プーアル茶
本日のお茶「92紅帯青餅プーアル茶」
透明度の高い軽快な苦味があって、それが口をサッパリさせる。その苦味を美味しく感じさせる甘味も強い。口から苦味がゆっくりと消える心地よい余韻。そこが、このお茶の上等たるところだと思う。孟海茶区の良質の茶葉にある、後口にスースーする感覚もある。必ずもう一口飲みたくなる。
しかし、エアコン効かせないと、熱いお茶飲みにくいな。夜でも35度くらい。熱帯夜の中を自転車で走って食べに行くジェラートが美味い。

足浴漢方体験

足浴漢方生活、こいつはすごいぞ!
どういうわけか、ぐっすり眠れる。
足を浸けている間だけでなく、その後2時間くらいは、ジワジワと足の裏あたりが刺激される。青竹踏みのような心地よさがある。
寝る前に、DVDで小津安二郎の1951年の映画、『麦秋』を観るが、はじめの朝食のシーンでダウン。きれいなお姉さん役の原節子が、「行ってまいりまーす!」と玄関を出るあたりでダウン。眠気に抵抗して、もう一度はじめのから見るが、またダウン。海からのそよ風が吹く、鎌倉の7人家族の食卓。何度観ても美しい。
気分を変えて、1967年のフェリーニの映画『悪魔の首飾り/世にも怪奇な物語』に変更。同じくフェリーニ監督の『ローマ』を思わせるような、光と記憶と明滅。やっぱり寝てしまうが、どっちみち夢を見ているようなシーンが続くから、眠気との相性は良い。主人公を乗せた車のフェラーリが夜のローマを疾走する。エンジンの爆音。ヘッドライトに瞬くローマの景色。脳みそがグルグルして、イッてしまいそうになる。やっぱりフェリーニの映画はすごい!理屈で観てはいけない。感覚で、あの高速道路から見えたシャンデリアのショールームのようなところに女の人が一人立っているたった1秒か2秒のシーンに震えるがよい。
どぶろく
鹵水豆腐
そんなこんなで、ぐっすり眠ると、次の日も気持ちがいい。
これはいいぞ!となって、朝からまた足浴。
足浴して読書して眠って、また起きて足浴して読書。安部公房の『砂の女』は、楽しめたけれど、あまり好きじゃない本だった。女の人って怖いなー。男はバカだなー。気をつけよっと。
足浴の後に冷やしたどぶろくをくぅーっとやる。アルコールと炭酸と乳酸で五臓六腑を刺激する。「うーんそうか!」と、映画『東京物語』の笠智衆が日本酒を飲むときのように言ってみる。実に大人の夏休みだ。
足浴は、漢方の成分が、足の皮膚を刺激するだけでなく、皮膚から入り込んで、なんらかの働きがあるような感じだ。でも、その理屈を説明するのはつまらないことだから、やめておこう。しばらく続けてみようと思う。
どぶろく
足浴漢方生活 取り扱い終了しました。

足浴漢方生活

足浴のための漢方。
たっぷりの漢方を煮出した湯に足を浸けてみたい。
と女性だったら思う?のかよくわからないけれど、なにやら、足のツボを刺激して、内側から痩せるのだそうで、スタッフはノリノリで、10日間ほどかかって、あちこちから素材を集めて、配分を研究して、何度も自分で試して、ようやく商品の形になってきた。
とりあえずこのブログで、売れるのかどうか反応を見たい。

足浴漢方生活
足浴漢方生活
足浴漢方生活

足浴漢方生活 終了しました。

内容:
1回分約100g 1回分ごとに袋詰め
当帰(トウキ)、黄耆(オウギ)、紅花(ベニハナ)、蘇木(ソボク)、澤蘭(タクラン)、生地黄(生ジオウ)、川椒(四川トウガラシ)、葛根(カッコン)、細辛(サイシン)、黄苓(オウゴン)、酸棗仁(サンソウニン)など。

使用方法:
大きな鍋で30分ほど煮出して、バケツに水で薄めて温度を下げて、足を浸ける。10分〜20分。

適さないケース:
1. 足部に外傷、水泡、炎症、化膿などある方
2. 食前食後の1時間以内
3. 妊娠中および月経期の女性
4. 出血の病状のある患者(吐血、便血、脳出血、胃出血)
5. 腎臓や肝臓の疾患、心不全などで通院している患者
6. 急性伝染病、急性中毒、外科急病の患者

足浴漢方体験につづく

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